カレースパイスがきれちゃった!
ぷしゅ家のカレーは、基本的に市販のルーの素を買って作ります。
最近は、あのチョコレートみたいに固められたやつじゃなくて、粉末のものを好んで使ってます。
こういうやつです。
粉末のルーの素の方が、固形よりもギットリコッテリじゃないルーになる気がします。
夫婦とも、そろそろ過度な脂にウッとくるお年頃なので・・・(^▽^;)
で、昔はいろいろ調べて、隠し味にアレを入れろコレも試そうと試行錯誤して自己満足していたんですが、最近は味に関しては完全ルーまかせで、何も足しません。
3周くらいまわって何も入れないルーの素だけで作ったカレーの美味さに気づいたような感じです。
でも、「何も足しません」と言いつつ、最後にちょっとだけ好みの風味にするひと工夫をしています。
それがカレースパイスで、かなり昔から家で調合して仕上げに空煎りしてから足してます。
スパイス類、最初はネットのレシピを参考にして、一気に全部買いました。
そこから自分たちの好みのレシピに変えていくなかで、減りが早いものと、なかなか減らない種類が出てきました。
無くなったら買い足しているうちに、メーカーとか大きさがまちまちになっています。
特にカレー粉における配合量の最も多いターメリックは、料理用のターメリックを買うと超割高ですので、沖縄の特産品のひとつでもある「うっちん(ウコン)」を使っています。
中身一緒ですよ(笑)この右下のボトルで千円弱ですが、調味料コーナーでこの量を買うと幾らになるのか恐ろしいですw
うっちん(ウコン)は、春ウコンと秋ウコンがあり、一般的に春ウコンが高価で成分の効き目も高いとのことですが、カレーには関係ないので秋ウコンを愛用しています。
スパイス類は、調合が面倒臭くないように全部パウダーを買ってます。
ホールで買って、自分でゴリゴリと擂ればもっと風味が新鮮で良いのでしょうが、自己満要素もプンプンなのでそこまでやらなくてもいいと思ってます。
下は、レシピに基づいてスパイスをお皿に入れたところ。これにうっちん(ターメリック)をドバっと追加して混ぜたら完成です。
スパイスを少しづつお皿に移していたときに、チョコちゃんがお手伝いしに来ました。
チョコちゃんは、『香りがキツイし毛が入ったら困るから近づくな』という数次にわたる警告をことごとく無視して私に近づきました。
そして、不用意にお皿に鼻を近づけて、
クン・・・
とひと嗅ぎした瞬間、衝撃を受けたらしく、ギクっとして一歩下がり、そのまま写真の位置(約2mくらい先)まで慌てて離れてこっちを見ています(笑)
とうちゃん、そんな劇物いったい何してんねんニャ!? って言ってそうだ
スパイスの強烈なにおいにびっくりしたんでしょうね(^▽^;) 真顔です。
眠気は吹き飛んでるねwww
さて、仕上げの段階。
ターメリックを大量投入したら、そのままスプーンでかたまりを潰して少し混ぜ、攪拌用の小さいウィスク(泡だて器)でサラサラになるまで全体を混ぜて完成です。
あとは空き瓶数本に移して作業は終了。下味用でもカレー用でも、必要な分を好きなように使います。
『カレースパイス』は10種類以上のスパイスを使用していますが、そのうち4~5種を使って『ガラムマサラ』も作れます。
(おそらくカレースパイスも本来はガラムマサラの一種ですが、日本では別物として扱われることが一般的なのでそう表現しています。本物のガラムマサラは数十種のスパイスを使うらしいですよ!舐めてみたい!w)
『ガラムマサラ』は、カレー味じゃないけどカレーにかなり近いエスニックっぽい料理を作るときに重宝します。
また、同じように『チャイ』も作れます。
お気に入りのチャイのティーバックが売り切れの時などはこのスパイスで自家製チャイを作りますが、美味しいですよ。
※チャイの過去記事(レシピあります)
さて、こちらはチョロくん。
私が家で手仕事をするときは、もれなくそばに居て見守る係長です。
チョロくんくらいベテランになりますと、先ほどのチョコちゃんの事案のように、『近づくだけでもちょっとヤバいこともある』ということは理解できています。
この日も、実はブレンドしたり写真を撮ったりする最初っから私の横にこうやって座っていました。
チョロくんのこの危機回避のための学習能力。さすがですね(*^_^*)
チョコちゃんが飛びのいた時は、ちょっとかわいそうな顔をしていましたが、
チョコはまだまだだにゃ~♪
とか言ってそうな横顔ですね(*^_^*)
今日の付録
ぷしゅ家のカレースパイス レシピ
特長
- 甘辛など味に影響は与えません。
風味だけを豊かにします。から煎り、もしくは少量の油(オリーブオイルでもサラダオイルでもバターでもなんでもお好みで)で炒ってから完成したルーに入れると良いですよ~! - 辛味は入っていません。
うちは、隣に住む高齢の義母のごはんを作っています。ですので、あまり辛いものはあげらません。カレーは甘口が好きなおばあちゃんです。
そのため、後入れが可能なように辛味成分はブラックペッパーしか入れていません。そのブラックペッパーも、このレシピでは香る程度です。
唐辛子類は好みに合わせて別途入れる必要があります。唐辛子は、うちの場合、韓国唐辛子(粗挽きor粉)、チリペッパー(=カイエンペッパー)、ハバネロペッパーの3種を常備して使い分けています。辛いものが好きな親方はカレーにもハバネロをかけて食べますが、私はふだんチリペッパーでちょうど良いくらい、と好みが違います。でもこういう場合でも、カレースパイスにあらかじめ唐辛子を入れず、後入れにすれば、皆がお好みの辛さで食べられるので便利です。(*^_^*)
レシピ
- カルダモン 小1※
- ナツメグ 小1※
- シナモン 小1弱※
- クローブ 小1/2※
- ローリエ 小1※
- クミン 小1※
- オールスパイス 小1/2
- ガーリック 小2
- ジンジャー 小2
- ブラックペパー 小1
- コリアンダー 小1
- ターメリック 大2
「小」→小さじ、「大」→大さじ。
うちでは「※」だけを調合し、ガラムマサラとして使っています。
スパイスそれぞれに独特の香りがあります。きっと好きな匂いと嫌いな匂いがあるはずです。
うちのレシピはクセが無い方だと思いますが、最初に作られるときは何かを真似して、それから好みに合わせてスパイスを加減していくと良いと思いますヽ(・∀・)ノ
お気に入りのスパイスが完成したら、いつものカレーもひと味ちがって・・・
おいしいよっ♪(ⓒaiai)
Twitterから
チョコちゃん、鳥の声鑑賞中😆 pic.twitter.com/qB3gGvHUGc
— ぷしゅ猫@猫小との生活 (@finalriki) 2019年3月20日
新しいカメラ届いたー😆
— ぷしゅ猫@猫小との生活 (@finalriki) 2019年3月22日
金曜の夜に届くなんてサイコー🎉🎉
記念すべき1枚目、暗い部屋でフラッシュ無しで撮ったチョコちゃん!
前機種よりかなり良いです😍 pic.twitter.com/GxhWy7CqGJ