傷。

チョロくんに罪は無い

今朝のチョロくんです。可愛いね!

前回同様、右手だけで時間がかかりますが、忘れないうちに思った事を書いておこうと思います。
今日の話は、そもそもの原因を作った前回記事の犬の飼い主の話は置いておき、チョロくんと飼い主である私の話です。


チョロくんたちが家にきたのは去年の11月末日、もうすぐ1年です。
保護主さんに優しい優しい猫に半年育ててもらい譲り受けたなっチョロは、ふたりともすごく温和で、いままで一度も噛んだり引っかいたりという攻撃のそぶりさえ見せない優しい猫達です。
この1年、一緒に生活して、私たち家族ともお互いに信頼関係を増してきたと思っています。

今回起きたことは、たぶん、程度的にはその範疇の外の出来ごとなんだろうと思います。
いくら私を信頼してくれていても、それは日常生活上のこと。きっと本当に自分に危機が訪れたと感じたら、最後はとにかく自力でその危機から逃れようとするんでしょうね。
ニンゲンなら、誰かに頼ったり家族で力を合わせて、と考えるのでしょうが、動物は全てが自己責任。そして比較的非力な雌猫ではなく雄猫ならなおさらそうなんでしょう。

去年死んだ長老犬も、若いころは力が有り余って、リードをもつ親方をなんども転ばせたことがありました。そのたびに、身体は人よりも小さいのに、潜在的なパワーはすごい、ふだんはその力を出さずに生活しているだけなんだと思い知らされました。

今回、チョロくんにかなり傷められて、また同じことを思いました。
身体は長老犬よりもさらに小さいけど、本気で攻撃されたら、人からみたら猛獣並み。今回だってチョロくんは果たして本気出していたのかどうか。とにかく可愛い小さい猫でも、自分の身を守るために出すパワーというのはすごいものだと思いました。そして逆に、いかに皮膚をはじめとする人間の出来が弱っちい~ものなのかを思い知らされた感じです。

チョロくんが私を攻撃しなければならなかった時の心情を考えると、少しやりきれないです。犬の急接近で反射的にとった行動だから自責の念はないのかも知れないけど、でも、あれ以降、チョロくんは私を窺うようにそっと近づくようになりました。私はずっと笑顔で接していますが、チョロくん的に思うところがありそうな感じです。
昨日は、私が巻いた両腕の包帯をじっと見ていたチョロくん。おまえのせいじゃないよ、と言ったけど伝わったかな(笑)
そしてなっちゃんも、昨日からずっと私の周りに居てくれて身体を擦りつけてじっとこっちを見ていることが多いのです。私の傷を癒すのと、チョロくんを責めないでとお願いしている風にも見えました。

猫にしてみれば、ふだんの生活でいくら信頼していても、ニンゲンの弱さはわかっているのかも知れません。「剥き身じゃ全然頼りないんだよね・・・」チョロくんにはそんな風に思われていそうです(^_^;)

ふだんから「猫達は絶対俺が守る」と思っていたのに、守る対象に信用されずに逆にやられちゃってすっかり自信喪失(・_・;)
いまの私には具体的な手立てはなにもなく、「猫達は絶対俺が守る」というその気持ちしかないように思えるのです。
コメントをいただいた皆さまには、リードでお散歩されている方も、カートを使って積極的に外出されている方もいらっしゃいます。
私は、今回の件で委縮して、外に連れ出さないとか、チョロくんの楽しみを我慢させるとかしたくないんです。犬飼い・猫飼い歴において私より先輩の皆さまも多いのでお願いです。今後のために、私には何が足りないのか、何が準備不足なのか、お気づきの点があれば率直にご教示していただけると嬉しいです。(コメントが不都合でしたらメッセージでも結構です!)

今のところひとつだけ気づいているのは、爪をこまめに切っておけばよかったということ(・_・;) 爪を切ってあればここまで酷い傷にはならなかったよね、と親方が昨日綺麗にチョロくんの爪切りをしてくれました・・・。

チョロくんを抱っこしてギュっとしたいけど、正直に言うとちょっと怖くて触れない私がいます。
日課の抱っこしてのヤモリ観察も、昨日から親方にお願いしています。
動物の怖さというのを改めて思い知らされたせいでしょうか。チョロくんに引っ掻かれ、噛まれ、刺さった爪が抜けなかったことがフラッシュバックしてちょっと怖いんですね。

元々、血とか嫌いで映画もホラーやスプラッター系はほとんど見ないくらいなので、自分の傷見て受けたショックがまだ癒されてないのかも知れません。手と顔の傷より、気持ちの方が重傷かも・・・。

手と顔の切り傷、刺し傷からの出血は1箇所を除いて全部止まりました。
昨日気づいたけど、ほっぺたには上下の歯型がついていて、覚えてないけどカプっと噛まれたんでしょうね(^_^;)(途中で「たとえ頸動脈を噛まれても離さない」って思った一瞬があって、その時かも知れませんねw)
耳たぶもちゃんとくっつきました。あとは左手首が少しでも良くなれば動かせるようになると思います。

記念に右手の傷を貼っておきます。見たい人だけ見てね。
(引っ掻き傷メインなので見た目ほど重傷ではありません。左手はもっとひどいので自主規制w)

【グロ注意】血出てます。腫れてます。

 

猫DIYのまとめページをつくりました。(2020.07)
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なっちゃんが紹介されました♪ こちらも見てね!(アイリスプラザ)
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2 件のコメント

  • こんばんわ~。お久しぶりです。ランキングをたどって、見に来ました。お家の方もお父さんが少しずつ直してらっしゃるようで…ご苦労さまであり、お疲れさま(。・_・。)ノであります。傷やら足やら、大変でしたね。確かにリードして散歩するのがマナーってものであって、リード無しでの散歩がありえない!本当だったら、訴えてもいいくらいですよ。法律でもありますよね!慰謝料くらい請求してもおかしくないくらいですね!旦那さんの痛々しい傷分かります。ちょろくんも怖かったんだと思いますよ。ちょろくんも怪我しないで良かったですね!旦那さん、お大事にしてくださいませ。

  • コマさん、こんにちは!
    返信が遅くなりごめんなさい。新ブログへも引き続きコメントをいただき、本当にありがとうございます。
    不測の事態でしたが、傷はもうほぼ治って、あとは左手首の捻挫だけになりました。まだ動かしたりすると痛みますが、日常生活の不便は激減しました(*^_^*)
    チョロくんも、最初はちょっと大人しい時期がありましたが、いまはもう普通に戻って、毎日外に散歩に行きたいとねだっています。
    まだ完治していないので、リードでの散歩は無理ですが、もう少しでまた最下位できそうです。
    ご心配おかけして申し訳ありません。ありがとうございました!

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